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徳川思想小史

中公文庫 み43−2

出版社名 中央公論新社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-12-207092-9
4-12-207092-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 324P 16cm

商品内容

要旨

江戸時代の思想の理解なくして近代日本の理解はない。伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長…鎖国と封建制という厳しい条件下で発展を遂げた思想の諸相を明快に解説、その潜在的な近代性を明らかにする。江戸思想史の全体像をつかむうえで最上の入門書。新たに巻末エッセイ「自分と出会う」、人名索引を付す。

目次

序 徳川時代の再検討
第1章 朱子学とその受容
第2章 陽明学とその受容
第3章 古学思想の形成とその展開
第4章 武士の道徳
第5章 町人と商業肯定の思想
第6章 十八世紀の開明思想
第7章 経世家の思想と民衆の思想
第8章 国学運動の人々
第9章 幕末志士の悲願
終章 幕末から明治へ

出版社・メーカーコメント

鎖国下で独自の発展を遂げた思想の諸相を明快に解説、その潜在的な近代性を明らかにする。江戸思想史の最上の入門書。人名索引を付す。〈解説〉小島康敬

著者紹介

源 了圓 (ミナモト リョウエン)  
1920(大正9)年、熊本県生まれ。48(昭和23)年、京都大学文学部哲学科卒業。日本女子大学、東北大学、国際基督教大学の教授、コロンビア大学、北京日本学研究センター、オックスフォード大学の客員教授を歴任。専門は近世日本思想史。2001(平成13)年、日本学士院会員。著書多数。2020(令和2)年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)