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子どもの「やり抜く力」を育むワークブック 認知療法のスキルで身につく成長型マインドセットとレジリエンス

出版社名 岩崎学術出版社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-7533-1188-0
4-7533-1188-0
税込価格 2,200円
頁数・縦 121P 26cm

商品内容

要旨

6歳から12歳の子どもがレジリエンス、忍耐力、成長型マインドセットを身につけるためのワークブック。親であれば、自分の子どもが幸せで成功した人生を送れるよう、しっかりとした基礎を与えたいと思うものです。しかし、障害があるとすぐに挫折してしまう、挫折から立ち直るのが苦手、すぐに落ち込んでしまう、困難な状況になるとすぐにあきられてしまう、そんなお子さんをお持ちの方は、競争が激しくプレッシャーのかかる世の中に出る前に、どのようなスキルを与えておくべきか、悩むところだと思います。そんなお子さんに身につけさせたいのが、「Grit=やり抜く力」です。「やり抜く力」は粘り強さと自制心を特徴とする特性で、成功者に多くみられる能力として近年注目されています。本書は認知療法という心理療法の理論に基づき、子どもに「やり抜く力」を授けるワークブックです。イラスト満載で楽しい紙面でありながら、内容は実践的、科学的で、子どもの内面的成長を実感できる一冊になっています。

目次

「やり抜く力」とは
あなたの「やり抜く力」はどれくらい?
「やり抜く力」レベルを測定する
最強の「やり抜く力」
「やり抜く力」探し
脳は変えることができる
脳の基礎知識
戦うか、逃げるか、固まるか
気持ちの名札
考えと気持ちは「永遠の親友」?〔ほか〕

著者紹介

大野 裕 (オオノ ユタカ)  
精神科医。国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター顧問。一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長。1950年生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。コーネル大学医学部、ペンシルベニア大学医学部留学などを経て、慶應義塾大学教授を務めた後、2011年国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター長に就任、現在顧問。日本認知療法・認知行動療法学会理事長。日本ストレス学会理事長。日本ポジティブサイコロジー医学会理事長。ストレスマネジメントネットワーク代表
宇佐美 政英 (ウサミ マサヒデ)  
児童精神科医。国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院子どものこころ総合診療センター長、児童精神科診療科長、心理指導室室長、臨床相談室室長。1973年生まれ。山梨医科大学医学部卒業。山梨医科大学精神神経科を経て、2001年から国立精神・神経センター国府台病院児童精神科に勤務。2013年に北里大学大学院医療系研究科発達精神医学を卒業。2016年より国立研究開発法人国立国際医療研究センター国府台病院児童精神科診療科長、心理室長、臨床研究相談室長。2019年より現職。日本児童青年精神医学会認定医・代議員。子どものこころ専門医。厚生労働省認知行動療法研修事業認定スーパーバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)