戦争と児童文学
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2021年12月 |
ISBNコード |
978-4-622-09066-3
(4-622-09066-X) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 265P 20cm |
商品内容
要旨 |
フィクションだからこそ、伝えられる真実がある。公立図書館に勤務しながら、児童文学書評ブログで1600本を超える評を書いてきた著者が10の物語から掬いとった真実が、大人である私たちの目を開かせる。ヒロシマの記憶、内戦と子ども、民族と戦争。顔の見えない戦争、普通の家庭にやってきた戦争。基地のある日常。戦争責任と子ども。そして、あの日の記憶を受け継ぐこと。戦争を知らない世代の作家も、日系人作家もいる。しかし、どの作品にも共通するのは、次の世代へ、国境を越え世界に向かって小さな記憶を運んでゆく大きな力―10の評論。 |
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目次 |
小さきものへのまなざし 小さきものからのまなざし―越えてゆく小さな記憶 朽木祥『彼岸花はきつねのかんざし』『八月の光 失われた声に耳をすませて』 |