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家計・企業の金融行動から見た中国経済 「高貯蓄率」と「過剰債務」のメカニズムの解明

出版社名 有斐閣
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-641-16591-5
4-641-16591-2
税込価格 4,400円
頁数・縦 211P 22cm

商品内容

要旨

中国経済の真の姿を理解し、将来を展望する。ミクロとマクロ両面のデータを駆使し、少子高齢化やデジタル化が進行する中国における家計・企業・銀行の変貌を読み解く。

目次

中国経済におけるISバランスの変容
第1部 家計の金融行動(家計の貯蓄行動―なぜ家計貯蓄率は高いのか
家計の資産選択行動―なぜ家計はリスク資産を保有するのか
家計の借入行動―金融リテラシーはどのような影響を与えるのか)
第2部 銀行・産業の金融行動(産業における資金配分と銀行貸出―金融機関の融資行動はどのように変わったのか
企業の過剰投資行動―フリーキャッシュフローはどのような影響を与えるのか
政策金融―地方政府の債務問題にどのような影響を与えたのか)
持続的経済成長に向けての課題―デジタル金融は経済成長の牽引役となるのか

著者紹介

唐 成 (トウ セイ)  
中央大学経済学部教授。中国浙江省紹興市生まれ。筑波大学社会学類卒業後、同大学大学院博士課程社会科学研究科経済学専攻コース修了(2002年)、博士(経済学)。慶應義塾大学総合政策学部訪問講師、桃山学院大学助教授、教授を経て2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)