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安全配慮義務と契約責任の拡張 続

学術選書 192 民法

出版社名 信山社
出版年月 2021年12月
ISBNコード 978-4-7972-6792-1
4-7972-6792-5
税込価格 11,000円
頁数・縦 361P 22cm
シリーズ名 安全配慮義務と契約責任の拡張

商品内容

要旨

安全配慮義務の履行請求権とリスク責任の観点から雇傭・労働関係における損害の帰属を再考し、財産法に関する複合契約論や不正常な信用供与取引、建物明渡猶予制度を考究。

目次

第1部 労働災害と使用者の安全配慮義務(安全配慮義務の履行請求権と裁判上の抽象的履行請求
元請企業の下請労働者に対する安全配慮義務
石綿(アスベスト)被害と労働者の救済法理について
事務処理に際して生じた損害の帰属とリスク責任
被用者の使用者に対する逆求償権)
第2部 財産法上の諸問題(環境瑕疵と売主の責任
混合契約および複合契約と契約の解除
不正常な信用供与取引と保証契約の錯誤無効
建物明渡猶予制度と転貸借契約への適用
ファウルボールによる観客の受傷事故と球場管理者等の責任 ほか)

著者紹介

宮本 健蔵 (ミヤモト ケンゾウ)  
昭和49年法政大学法学部法律学科卒業。昭和58年法政大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。昭和58年明治学院大学法学部専任講師。現在、法政大学法学部教授。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)