• 本

決闘の辻

新潮文庫 ふ−11−26

出版社名 新潮社
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-10-124726-7
4-10-124726-9
税込価格 737円
頁数・縦 338P 16cm

商品内容

要旨

一瞬の隙が死を招く―。身体に馴染んだはずの木剣が常ならず重い。老いた宮本武蔵に傲岸不遜な若者が立ち合いを挑んできた。兵法者としての名声を守るため、武蔵は闇に身を潜める(「二天の窟」)。一刀流二代目後継を争う神子上典膳を描く「死闘」、兵法指南役・柳生宗矩が政治的野心のため血を流す「夜明けの月影」他、諸岡一羽斎や愛洲移香斎など歴史上名高い剣客の果し合いを描く傑作短篇集。

出版社・メーカーコメント

一瞬の隙が死を招く――。身体に馴染んだはずの木剣が常ならず重い。老いた宮本武蔵に傲岸不遜な若者が立ち合いを挑んできた。兵法者としての名声を守るため、武蔵は闇に身を潜める(「二天の窟」)。一刀流二代目後継を争う神子神典膳を描く「死闘」、兵法指南役・柳生宗矩が政治的野心のため血を流す「夜明けの月影」他、諸岡一羽斎や愛洲移香斎など歴史上名高い剣客の果し合いを描く傑作短篇集。

著者紹介

藤沢 周平 (フジサワ シュウヘイ)  
1927‐1997。山形県生れ。山形師範卒業後、結核を発病。上京して五年間の闘病生活をおくる。’71(昭和46)年、「溟い海」でオール讀物新人賞を、’73年、「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。時代小説作家として、武家もの、市井ものから、歴史小説、伝記小説まで幅広く活躍。『白き瓶』(吉川英治文学賞)、『市塵』(芸術選奨文部大臣賞)など、作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)