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運動部活動の社会学 「規律」と「自主性」をめぐる言説と実践

出版社名 新評論
出版年月 2022年2月
ISBNコード 978-4-7948-1202-5
4-7948-1202-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 342P 19cm

商品内容

要旨

なぜブラック部活は生まれるのか?若者・スポーツ・日本社会―この関連性を読み解く。

目次

運動部活動の妖しい魅力
「規律」と「自主性」の対立を乗り越えるために
第1部 指導者における「規律」と「自主性」(なぜ、指導者は冗長に語りはじめたのか?―「規律」と「自主性」の配分問題の誕生
現代っ子への指導戦略―「規律」の日常化と「自主性」の拡張
教育する「指導者言説」―拡張された「人間教育」)
第2部 生徒における「規律」と「自主性」(生徒の実践が生みだす自由―部の伝統と「自主性」の隠れた関係
なぜ、生徒は運動部活動に留まり続けるのか?)
権力装置としての運動部活動

著者紹介

下竹 亮志 (シモタケ リョウジ)  
1988年、徳島県生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学専攻単位取得退学。現在、筑波大学体育系助教。博士(体育科学)。専門は、スポーツ社会学、運動部活動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)