• 本

国を越えてアジアの芸術

出版社名 彩流社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7791-2803-5
4-7791-2803-X
税込価格 3,850円
頁数・縦 334P 19cm

商品内容

要旨

「アジア」の芸術を通して国を越える可能性を有する「活動」を知り、われわれの価値観・芸術観がいかに「西洋」的な規範にのっとっていたかを剔抉し相対化する。演劇や舞台芸術の最前線では「いま」「なに」が行われているのか、さらなる理解を追究する演劇人・研究者による論考。

目次

「アジア」を流動する舞台芸術―「はじめに」に代えて
アジア、なぜ?
流山児★事務所と台湾二十年の交流
台湾における秦かの子の舞踏の発見
韓国演劇の今―セウォル号惨事以降の演劇
中国の現代演劇 文化大革命以後を中心に
悠久の中国伝統を受け継ぐ「京劇」―その歴史と表現様式
社会の「物語」を紡ぐ場所―シンガポールの現代演劇
タイ演劇『赤鬼』からの二十三年
演劇でつなぐコーディリエラ(フィリピン)とアチェ(インドネシア)―リサーチから組み上げる対話のための応用演劇〔ほか〕

著者紹介

高橋 宏幸 (タカハシ ヒロユキ)  
1978年岐阜県生まれ。演劇批評家。桐朋学園芸術短期大学演劇専攻准教授。世田谷パブリックシアター「舞台芸術のクリティック」講師。座・高円寺劇場創造アカデミー講師。『テアトロ』『図書新聞』などで舞台評を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)