• 本

岐路に立つ「動物園大国」 動物たちにとっての「幸せ」とは?

出版社名 現代書館
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-7684-5917-1
4-7684-5917-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 205P 19cm

商品内容

要旨

日本初の動物園開園から140年。北は北海道から南は鹿児島まで全国の動物園を取材。「余剰動物」たちの現実をあぶり出し、日本の動物園の「いま」を浮き彫りに。

目次

第1章 余る動物―ライオンは「猫より安い」
第2章 商われる動物―動物交換、転売の末、死に追い込まれたシマウマ
第3章 日本が「レッサーパンダ王国」になった理由―マッチングされる動物
第4章 動物たちの「苦痛」を軽減するために―急がれる動物福祉の充実
第5章 自然環境や野生動物を守るため、動物園にできること
第6章 そもそも動物園は必要なのか?―岐路に立つ「動物園大国」

著者紹介

太田 匡彦 (オオタ マサヒコ)  
同業他社を経て2001年朝日新聞社に入社。東京経済部で流通業界などの取材を担当した後、AERA編集部在籍中の2008年に犬の殺処分問題の取材を始めた
北上田 剛 (キタウエダ ゴウ)  
同業他社を経て2007年朝日新聞社に入社。大阪社会部や名古屋報道センター、東京特別報道部などで取材。かつてヘルパーの仕事をしていたことがあり、福祉分野に関心がある
鈴木 彩子 (スズキ アヤコ)  
2003年に朝日新聞社入社。科学医療部で自然災害や環境問題、身近な病気や健康の話題を取材してきた。動物園は「いちユーザー」だったが、地球を考える場としての奥深さをあらためて実感した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)