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ウイルス学者の責任

PHP新書 1303

出版社名 PHP研究所
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-569-85158-7
4-569-85158-4
税込価格 1,078円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

ウイルス学の専門家として、世に伝えるべきことがある。日本の自粛要請は過剰であり、スポーツイベントやコンサートの中止は不要だった。ルールを決めれば、飲食店を休業にしなくてもよかった。そして、子供がワクチンを打つことについては強く疑義を呈したい―。SNSでいち早く新型コロナ対策を呼びかけて話題になった研究者が、COVID‐19から学ぶべき教訓を批判覚悟で語り、警鐘を鳴らす。また、米国の試薬会社の重大なミスを発見した「ウイルスRNA混入事件」、獣医学者として被告人の弁護側鑑定を請け負った「今市事件」を回顧。科学研究についての持論も述べる。

目次

第1章 国の過ち
第2章 ワクチンを打てば解決するのか?
第3章 ウイルスRNA混入事件
第4章 今市事件―獣医学者としての責任
第5章 研究者として大切なこと
第6章 私はなぜウイルス研究者になったのか

出版社・メーカーコメント

不可解で過剰なコロナ対策、ワクチンへの拭い切れない疑問…ウイルス学者として訴えるべきことがある!独特の「研究者論」も語る。

著者紹介

宮沢 孝幸 (ミヤザワ タカユキ)  
京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授。1964年東京都生まれ。兵庫県西宮市出身。東京大学農学部畜産獣医学科にて獣医師免許を取得。同大学院で動物由来ウイルスを研究。東大初の飛び級で博士号を取得。大阪大学微生物病研究所エマージング感染症研究センター助手、帯広畜産大学畜産学部獣医学科助教授などを経て現職。日本獣医学会賞、ヤンソン賞を受賞。新型コロナウイルス感染症の蔓延に対し、「100分の1作戦」を提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)