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デモステネス弁論集 7

西洋古典叢書 G118

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-8140-0350-1
4-8140-0350-1
税込価格 4,290円
頁数・縦 426,22P 20cm
シリーズ名 デモステネス弁論集

商品内容

要旨

本分冊には、演示弁論に分類され「葬礼」と「恋慕」を主題とする2作品、および『序論集』『書簡集』のほか、政敵が妻として迎えた元・遊女に対する公訴弁論を収める。その『ネアイラ弾劾』に見られる「遊女は享楽のために、妾は日々の肉体の慰めのために、妻は嫡出子をなし家中の信頼できる守護のために」は当時のアテナイにおける女性の社会的機能を端的に表現したものとして有名。(全7冊)

目次

第59弁論 ネアイラ弾劾
第60弁論 葬送演説
第61弁論 恋について
序論集
書簡集

著者紹介

栗原 麻子 (クリハラ アサコ)  
大阪大学教授。1968年青森県生まれ。1995年京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。2000年京都大学博士(文学)。奈良大学講師、大阪大学准教授を経て2017年より現職
吉武 純夫 (ヨシタケ スミオ)  
名古屋大学教授。1959年北海道生まれ。1991年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。静修女子大学助教授、名古屋大学助教授、准教授を経て2022年より現職
木曽 明子 (キソ アキコ)  
大阪大学名誉教授。1936年満州生まれ。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学教授、北見工業大学教授を経て2002年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)