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小沼丹 小さな手袋/珈琲挽き 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-622-09097-7
4-622-09097-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 264P 20cm
シリーズ名 小沼丹 小さな手袋/珈琲挽き

商品内容

要旨

おだやかでユーモアにじむ筆致のなかに浮かぶ、遠い風景と澄明な時。随筆選、全61篇。

目次

*(猿
喧嘩
小さな手袋
地蔵さん
コタロオとコヂロオ
長距離電話
後家横丁
断片
井伏さんと将棋
複製の画
木山さんのこと
チエホフの本
古い本
庄野のこと
障子に映る影)
**(つくしんぼ
或る日のこと
狆の二日酔ひ
蝙蝠傘
落し物
古い唄
道標

帽子の話
コツプ敷
鰻屋
秋風
虫の声
焚火の中の顔
蕗の薹

辛夷
赤蜻蛉
文鳥
泥鰌
お玉杓子
巣箱
地蔵
ぴぴ二世
鵯の花見
侘助の花)
***(町の踊り場
珈琲挽き
古本市の本
盆栽
夏の記憶
標識燈
「塵紙」
追憶
幻の球場
酒のこと
人違ひ
小山さんの端書
松本先生
日夏先生
昔の西口
想ひ出すまま
古いランプ)
****(倫敦のパブ
遠い人
夢の話)

著者紹介

小沼 丹 (オヌマ タン)  
小説家、英文学者。1918年東京生れ。1942年早稲田大学英文科卒業。早稲田大学名誉教授。日本芸術院会員。1996年没
庄野 潤三 (ショウノ ジュンゾウ)  
大正10年(1921)、大阪府生れ。九州大学東洋史学科卒。昭和30年『プールサイド小景』により芥川賞受賞。昭和36年『静物』により新潮社文学賞受賞。昭和40年『夕べの雲』により読売文学賞受賞。日本芸術院会員。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)