発達障害診療の手引き 地域支援で医師にできること
出版社名 | 岩崎学術出版社 |
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出版年月 | 2022年4月 |
ISBNコード |
978-4-7533-1199-6
(4-7533-1199-6) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 204P 19cm |
商品内容
要旨 |
最近では発達障害の概念が拡大し、その頻度は一割くらいと見積もられている。筆者の周辺でも、日常生活に大きな支障がない段階での相談が増えている。東洋医学でいえば「未病」の状態での相談である。これまでの精神医学では、生活に支障がなければ障害という診断をせず、支援も滞りがちであった。でも、発達特性による日々の困難さを放置すると、本当の障害に発展しかねない。「発病には至らないものの、健康な状態から離れつつある状態」での相談をしっかりと受け止めて、特性段階での予防的対応を大切にしたいと思っている。本書では地域を広範にカバーする療育センターでの取り組みを中心に、支援において医師のできること、医師の立場で留意すべきことなどを述べてみた。 |
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目次 |
発達障害支援の概要と医師の役割 |