人体模型の夜
集英社文庫 な23−26
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2022年6月 |
ISBNコード |
978-4-08-744401-8
(4-08-744401-5) |
税込価格 | 704円 |
頁数・縦 | 276P 16cm |
書店レビュー
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- 福文堂書店本店 (愛知県名古屋市中区)
取り壊しが決まった廃墟にお別れに来た少年。
何度も遊びに来ていたのに初めてみつけた地下室。
そこにはガラクタを寄せ集めて作られた「人体模型」が一体。
人体模型が呟く物語とは、、、。
鼻、腕、眼など、人体のパーツをモチーフに
いくつかのホラーが収められています。
ホラーといってもコメディ風のもがあれば、
不気味なもの、背筋がゾッとするものもあり、
バラエティに富んでいます。
もっと読みたい!もっと読みたい!
そう思える一冊です。(2024年10月3日)
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商品内容
要旨 |
首屋敷と呼ばれる空家の地下室にたたずむ、不気味に着飾られた人体模型。忍び込んだ少年がその胸元に耳を押し当て聞いた幻妖と畏怖の12の物語。妻の胎内に悪魔が宿っていると言われた夫は…(「邪眼」)。鋭敏な嗅覚を持つ女性を襲う異臭(「はなびえ」)。人面瘡評論家の私を訪ねてきた男のおぞましい秘密(「膝」)。眼、鼻、腕、脚、乳房、性器。愛しい身体が恐怖の器官に変わる―ホラー小説の極致! |
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出版社・メーカーコメント
眼、鼻、腕、脚、胃……愛しい身体が恐怖の器官に変わりはじめる! ホラー小説ファン必読の傑作が新装版で登場。