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森の経済学 森が森らしく、人が人らしくある経済

出版社名 日本評論社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-535-55993-6
4-535-55993-7
税込価格 2,750円
頁数・縦 260P 19cm

商品内容

要旨

人と自然が調和する社会をめざして。多様な森の営みと時間に寄り添うエコロジカルな経済学。

目次

第1部 人間の経済と森(人間にとっての森
森とともに歩んできた生活世界と経済の発展)
第2部 森の経済をとらえる学問のまなざし(自然環境に対する経済学のまなざし
森林をめぐる学問の歩み―森林学のまなざし)
第3部 日本の森がたどった近代(日本の林業・木材加工の技術史
経済が変える森の姿
農村における近代―コモンズ解体と「高度利用」の神話
森林エコロジーの劣化と遠ざかる森)
第4部 ゆたかな森林社会へ(エコロジカルな経済へのパラダイムシフト
パラダイムシフトにおける「公」「私」の役割
共創するコモンズ―森林をめぐる協治の胎動
エコロジカルな経済を支える自然アクセス―みんなの自然を取り戻す)

出版社・メーカーコメント

世紀単位で循環する森林をマネージするには従来型経済学は役立たない。自然と人間との調和を目指したエコロジックな経済学の試み。

著者紹介

三俣 学 (ミツマタ ガク)  
1971年、愛知県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。現在、同志社大学経済学部教授。専門、エコロジー経済学、コモンズ論
齋藤 暖生 (サイトウ ハルオ)  
1978年、岩手県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林講師(富士癒しの森研究所所長)。専門、森林政策学、植物・菌類民俗(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)