• 本

戦争トラウマ記憶のオーラルヒストリー 第二次大戦連合軍元捕虜とその家族

出版社名 日本評論社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-535-58748-9
4-535-58748-5
税込価格 3,740円
頁数・縦 388P 20cm

商品内容

要旨

真の和解を問うために。英国・オランダ・アメリカを中心に、第二次世界大戦の日本軍の捕虜・民間人抑留者とその家族のトラウマ・PTSDをつぶさに調査・分析。

目次

第1章 元捕虜・民間人抑留者問題とは何か
第2章 元捕虜たち・男たちの経験
第3章 元捕虜の妻たち
第4章 “父の娘”の戦争
第5章 トラウマ記憶の諸相
第6章 元捕虜たちの語りと記憶の信ぴょう性
第7章 トラウマ記憶を語るということ・聴くということ

出版社・メーカーコメント

第二次大戦連合軍の英米蘭の元捕虜・民間人抑留者とその家族のトラウマ・PTSDを整理。日本の加害に向き合う、真の和解とは。

著者紹介

中尾 知代 (ナカオ トモヨ)  
岡山大学大学院社会文化科学研究科行動科学学科目准教授。1960年生まれ。奈良女子大学英文科から英国ウォリック大学史学科に留学後、東京大学修士課程修了。岡山大学教養部に奉職し、文学部に移籍後、ブリティッシュカウンセル奨学生としてエセックス大学に留学。外務省調査員を勤める。岡山大学に勤務しつつ研究を続け、2016年にPh.D.取得。JOHA(日本オーラル・ヒストリー学会)の設立人・理事・研究活動委員長、国際オーラルヒストリー学会アジア評議員を歴任。2006年オックスフォード大学フェロー、2015年度フルブライト・リサーチ・フェローとしてコーネル大学を拠点に捕虜・抑留者研究を行う。日本トラウマティック・ストレス学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)