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フェアリーたちはいかに生まれ愛されたか イギリス妖精信仰その誕生から「夏の夜の夢」へ

TH SERIES ADVANCED

出版社名 アトリエサード
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-88375-474-8
4-88375-474-X
税込価格 2,750円
頁数・縦 317P 19cm

出版社・メーカーコメント

人々の生活とともにあって、豊かに息づいていた、超自然的な生きものたち――フェアリー、エルフ、ゴブリン、ドワーフらのイメージは、どう形成され、愛されてきたか。イギリスが育んできた、妖精信仰と文学的空想を解き明かす。 妖精文化を深く知る基本書!=====妖精を無視して、果たしてシェイクスピアが正しく理解できるだろうか、チョーサーの『カンタベリー物語』は十分に語れまいし、マーローやミドルトン、ベン・ジョンソンらの理解も半端になろう。 本書は、イギリスに古代から存在したと想像されていたさまざまな種類の妖精を、その発生から17世紀まで、主として「チュートン神話のエルフ」「ケルト伝説のフェアリー」「アーサー王伝説のフェ」の三点に集約しつつ、その変遷を辿ったものだ。 イギリス人の心の奥底の根深いところに、妖精たちはさまざまな姿をとって連綿として生きているのである。=====井村君江の評論「英国妖精流離譚」も収録=====