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雨、太陽、風 天候にたいする感性の歴史

出版社名 藤原書店
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-86578-355-1
4-86578-355-5
税込価格 2,970円
頁数・縦 280P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

雨、陽光、風、雪、霧、雷雨、暴風雨…といった気象現象への感情や政治的・芸術的価値づけは、歴史上いつごろ出現したのか。その誕生と変化、そして、「天気予報」に一喜一憂する現代社会までを、“感性の歴史学”の第一人者コルバンのもと、歴史学、文学、地理学、社会学、民族学の執筆陣が多角的に問う。

目次

第1章 雨の下で
第2章 太陽、あるいは気楽な天気の味わい
第3章 言葉を越え、風を越え
第4章 雪を味わい、雪を眺め、雪に触れる
第5章 霧を追いかけて
第6章 雷雨の気配
第7章 どのような天候か?今日の天気予報―情熱と不安

出版社・メーカーコメント

気象現象を愛し、振り回される私たち――天候への感情の様式の誕生と変化を辿る雨、陽光、風、雪、霧、雷雨といった天候への愛憎や政治的・芸術的関心は、歴史上いつごろ出現したのか。その誕生と変化、そして「天気予報」に一喜一憂する現代的感性までを、歴史学、文学、地理学、社会学、民族学の論者が多角的に問う。

著者紹介

コルバン,アラン (コルバン,アラン)   Corbin,Alain
1936年フランス・オルヌ県生。カーン大学卒業後、歴史の教授資格取得(1959年)。リモージュのリセで教えた後、トゥールのフランソワ・ラブレー大学教授として現代史を担当(1972‐1986)。1987年よりパリ第1大学(パンテオン=ソルボンヌ)教授として、モーリス・アギュロンの跡を継いで19世紀史の講座を担当。現在は同大学名誉教授
小倉 孝誠 (オグラ コウセイ)  
1956年生。慶應義塾大学教授。専門は近代フランスの文学と文化史。1987年、パリ第4大学文学博士。1988年、東京大学大学院博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)