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親衛隊士の日

河出文庫 ソ2−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-309-46761-0
4-309-46761-X
税込価格 1,408円
頁数・縦 274P 15cm

商品内容

要旨

帝国が復活した2028年のロシア。皇帝の親衛隊士たちは、犬の首と箒を装着した車に乗って、暴力の限りを尽くす。貴族や民衆からの強奪、謎の魚の集団トリップ、真実を見通す力をもつ天眼女、ちらつく中国の影、蒸し風呂の奇妙な儀式…怪作『青い脂』の著者が、ロシアの現在を予言したと称される傑作長篇。

出版社・メーカーコメント

2028年に復活した帝国では、親衛隊士たちが特権を享受している。貴族や民衆への暴力、謎の集団トリップ、真実を見通す点眼女、蒸風呂での奇妙な儀式。ロシアの現在を予言した傑作長篇。

著者紹介

ソローキン,ウラジーミル (ソローキン,ウラジーミル)   Sorokin,Vladimir
1955年ロシア生まれ。83年『行列』でデビュー。「現代文学のモンスター」と呼ばれる。2010年『氷』でゴーリキー賞受賞
松下 隆志 (マツシタ タカシ)  
1984年大阪生まれ。岩手大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)