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少し嫌われるくらいがちょうどいい

出版社名 ポプラ社
出版年月 2022年9月
ISBNコード 978-4-591-17484-5
4-591-17484-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 245P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 少し嫌われるくらいがちょうどいい

    人生100年時代の生き方指南書。ロングセラー「人びとの中の私」をリニューアルしての刊行。収録された21の見出しを見るだけでも胸にストンとくるものがある。「ふんふん」とうなずいたり、「いやいやそうは言っても」と思ったりしながら楽しんで読み進めてほしい。リピートして読むたびに、言葉の響きが違って伝わってくると思います。不安や怒りを感じることが多い毎日に、ふと肩の力を抜いて気持ちが静かになるメッセージがたくさん詰まっています。

    (2022年10月22日)

商品内容

要旨

今すぐ「いい人」をやめなさい。人間関係の煩わしさほど、人生を豊かにするものはない。自らの経験をもとに説く「人生100年時代」を歩むための21の道しるべ。ロングセラー『人びとの中の私』を全面改稿!

目次

人間を理解する道
勝ち気や見栄を捨てれば強くなれる
自分らしい生き方をする
変えられる運命、変えられない運命
人生の脇道に迷い込む前に
他者を想像する力
冷静と情熱の間
偽者の強者と偽者の弱者
秀才も鈍才も共にいてこそ何事かをなし得る
旅は人生に似ている〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

シリーズ累計22万部突破!今すぐ「いい人」をやめなさい。人間関係の煩わしさほど、人生を豊かにするものはない。人間関係はむずかしい。それだけに稀にうまくいった時の嬉しさは貴重だし、うまくいかなくて当然の苦しみが、私たちの心を柔らかなものにする。(前書きより)私は本当に人間が好きなのである。およそ、私たちの悩みの大半が人と人との間のうまくいかない関係にあるのも、それほどに人間というものは複雑で一筋縄ではいかないものだからなのである。一口に言ってしまえば、人間関係のむずかしさは、どのような知恵も、どのような教育でも、解決できるものではない。これだけははっきりしている。身の上相談では、こうすればうまくいく、というような答えをするが、それが解決の手がかりになることは皆無ではないにしてもごく少ない。人間関係の基本は永遠の失敗ということに決まっている。しかしそれだけにごく稀にうまくいった時の嬉しさは貴重だし、うまくいかなくて当然の苦しみが、私たちの心を柔らかなものにする。苦しみでさえも、死ぬ時に考えてみればないよりはあった方がましかも知れない。それが生きる手応えというものなのだから。そんなふうに私は考えようとしている。****40年以上読み継がれているロングセラーを全面改稿した「人生百年時代」を歩むための21の道しるべ。

著者紹介

曽野 綾子 (ソノ アヤコ)  
1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。『遠来の客たち』(筑摩書房)で文壇デビューし、同作は芥川賞候補となる。1979年ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」を始め、2012年代表を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)