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ニュータウンに住み続ける 人間の居る場所 3

出版社名 而立書房
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-88059-437-8
4-88059-437-7
税込価格 2,200円
頁数・縦 347P 19cm

商品内容

要旨

高度成長にともなう都市圏人口の急増への対応策として1960年代に計画された郊外ニュータウンは現在、住民の高齢化・設備の老朽化を迎え危機に瀕している。他方、ニュータウンで生まれ育った世代による新しいまちづくりも各地で始まっている。ここにいたる住宅政策の歴史をふりかえり、世界の郊外住宅地・まちづくりの先例に学びながら、未来のニュータウン像を模索する。

目次

1章 「住宅」政策から「居住」政策へ(大月敏雄)
2章 考現学から考える都市の貧困(黒石いずみ)
3章 郊外に居場所をつくる方法(渡和由)
4章 ニュータウンと官能性(島原万丈)
5章 地域の「質感」としての建築(冨永美保・伊藤孝仁)
6章 ロンドン圏のニュータウンの現在(木下庸子)
7章 パリ郊外の移民(森千香子)
8章 ウィーン:カール・マルクス・ホーフのバルコニー(林恭正)
9章 団地・マンションの再生を考える(田村誠邦)
10章 世界の郊外をとりまく二つのトレンド(服部圭郎)

出版社・メーカーコメント

高度成長にともなう都市圏人口の急増への対応策として1960年代に計画された郊外ニュータウンは現在、住民の高齢化・設備の老朽化を迎え危機に瀕している。他方、ニュータウンで生まれ育った世代による新しいまちづくりも各地で始まっている。ここにいたる住宅政策の歴史をふりかえり、世界の郊外住宅地・まちづくりの先例に学びながら、未来のニュータウン像を模索する。

著者紹介

三浦 展 (ミウラ アツシ)  
1982年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)