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システムバイオロジー

バイオインフォマティクスシリーズ 4

出版社名 コロナ社
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-339-02734-1
4-339-02734-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 186P 21cm

商品内容

目次

1 システムバイオロジーの基礎的概念
2 常微分方程式(ODE)モデル
3 線形時不変システム
4 確率過程による反応モデル
5 パラメータ推定
6 統計モデル
7 情報理論的アプローチ
付録

出版社・メーカーコメント

【書籍の特徴】・生物学分野および情報科学分野の学生・技術者・研究者を主な対象に,システムバイオロジーの基礎から応用までを解説した。・生命現象をモデリングする上で,オーソドックスな手法から比較的新しい手法までを幅広く取り上げた。・学際的分野であることから読者の学問的背景が多岐にわたることを想定し,数式に不慣れな読者への読みやすさを保ちつつ,一方で数理的側面からの理解を深めたい読者ために,比較的複雑な数式の導出は付録にまとめている。 【各章について】1章:システムバイオロジーの基礎的概念について,応用例を通して述べています。2章:生化学反応モデルから出発して,常微分方程式によって生命現象のダイナミクスをモデリングする手法について述べています。3章:線形時不変システムを通して,周波数応答を理解します。4章:確率過程によるモデリングとシミュレーションの方法について,述べています。5章:常微分方程式モデルのパラメータ推定方法について述べています。6章:生命現象のブラックボックス的なモデリングを可能とする統計モデルについて,紹介しています。7章:生命現象を情報処理的な側面から理解するために、情報理論を用いた解析方法について述べています。 【著者からのメッセージ】システムバイオロジーが学際的分野であることを踏まえ,多くの分野の読者に読みやすくなるように心がけました。また,システムバイオロジーの話題が多岐にわたる中で,中核をなす基本的な概念や手法をできるだけ取り入れるようにする一方,比較的新しい話題についても触れています。 【キーワード】分子生物学,シグナル伝達,生化学反応,常微分方程式,確率過程,モデリング,周波数応答,数値シミュレーション,パラメータ推定,統計モデル,情報理論,エントロピー

著者紹介

浜田 道昭 (ハマダ ミチアキ)  
2000年東北大学理学部数学科卒業。2018年早稲田大学教授
宇田 新介 (ウダ シンスケ)  
2001年東京都立大学工学部電子情報工学科卒業。2014年九州大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)