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超インフレ時代の「お金の守り方」 円安ドル高はここまで進む

PHPビジネス新書 453

出版社名 PHP研究所
出版年月 2022年12月
ISBNコード 978-4-569-85375-8
4-569-85375-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

世界的なインフレと驚異的な円安ドル高が進む中、我々の生活は一体どうなるのか?以前より円安ドル高を唱えてきた著者が、「インフレは今後どうなるのか」「円安はどこまで進むのか」「アメリカ経済の本当の実力とは」「我々の資産の守り方は」といった気になる疑問にすべて答える。

目次

第1章 「インフレの脅威」にさらされる世界(世界的なインフレはなぜ起きているのか
引き締めを図る世界と、逆行する日本 ほか)
第2章 この目で見た「アメリカ経済」の実情(もはや「英語」は不要?40年前との大変化
アメリカを襲う強烈な物価上昇 ほか)
第3章 日本の紙幣が紙くず化する未来―“ハイパーインフレ”という危機(さらなる円安が必然である理由
介入はなぜ効かないのか ほか)
第4章 超インフレ時代の資産防衛術(今は「資産を守る」タイミング
まずはとにかく「ドルを買え」 ほか)
第5章 日本復活へ向けての提言(私が「日本は大復活する」と言い切る理由
ハイパーインフレ後、あなたの仕事はこう変わる ほか)

出版社・メーカーコメント

1ドル150円は「序の口」に過ぎない。今すぐ「資産防衛」を! 急激な物価上昇、進む円安。円ドル相場は一時1ドル150円を超えるなど、1年で40円近くの円安に。まさに異常事態である。しかし、著者は「これはまだ序の口に過ぎない」と主張する。今の日本と世界を取り巻く状況、そして日米の実力差を考えれば、1ドル180〜200円、さらには400〜500円かそれ以上になってもおかしくないというのだ。なぜ、ここにきて全世界的な物価上昇が起きているのか。円安ドル高はどこまで進むのか。日本経済の先行きはどうなるのか。「ハイパーインフレ」は本当に来るのか……本書はこうした疑問にすべて答えていく。また、急激なインフレが続くアメリカを現地取材し、その知見をベースに、円安ドル高の「真因」を解き明かしていく。そして、多くの人の最大の関心事である「資産の守り方」を説く。持つべきはドルか円かユーロか。株式は、金は、不動産はどうなのか。資産を守るために最も大事なこととは……。来たる大激動の時代に生き残るために必須の一冊。

著者紹介

藤巻 健史 (フジマキ タケシ)  
1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年、行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクール)。帰国後、三井信託銀行ロンドン支店勤務を経て、85年、米モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)に入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長兼在日代表に抜擢される。同行会長からは「伝説のディーラー」と称された。2000年、モルガン銀行を退行後、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。1999年より2012年まで一橋大学経済学部で、02年より09年まで早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師を務める。13年から19年までは参議院議員を務めた。2020年に旭日中綬章を受章。日本金融学会所属。現在(株)フジマキ・ジャパン代表取締役。東洋学園大学理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)