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個体化の哲学 形相と情報の概念を手がかりに 新装版

叢書・ウニベルシタス 1083

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-588-14075-4
4-588-14075-2
税込価格 6,820円
頁数・縦 569,8,22P 20cm
シリーズ名 個体化の哲学

商品内容

目次

第1部 物理的個体化(形相と質料
形相とエネルギー
形相と実体)
第2部 生物の個体化(情報と個体発生―生命の個体化
心理的個体化
超個体的なものの基礎と集団的個体化)

著者紹介

シモンドン,ジルベール (シモンドン,ジルベール)   Simondon,Gilbert
1924年生まれ。1958年に博士論文を提出後、ポアティエ大学、リヨン大学、ソルボンヌ大学、パリ第五大学で教鞭をとった。1989年死去。個体化論と技術論の哲学として知られるシモンドンの思想は、ジル・ドゥルーズや、ジョルジュ・フリードマンの著作のなかでしばしば言及されており、ベルナール・スティグレールにも影響を与えた。博士論文の副論文にあたる『技術的諸対象の実在様態について』(1958年)は、現代では技術哲学の古典的著作の一つと目されている。2005年に博士論文全体が一冊の著作として出版されて以降、現在までに講義録もいくつか出版されている
藤井 千佳世 (フジイ チカヨ)  
鹿児島大学総合教育機構共通教育センター助教
近藤 和敬 (コンドウ カズノリ)  
鹿児島大学法文教育学域法文学系准教授
中村 大介 (ナカムラ ダイスケ)  
豊橋技術科学大学総合教育院准教授
ステリン,ローラン (ステリン,ローラン)   Stehlin,Laurent
ローザンヌ大学卒業、京都大学と大阪大学に留学。とりわけシモンドンによる個体の観点に興味をもち、西田幾多郎との接点を研究。現在は翻訳者として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)