認識的不正義 権力は知ることの倫理にどのようにかかわるのか
出版社名 | 勁草書房 |
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出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-326-10318-8
(4-326-10318-3) |
税込価格 | 3,740円 |
頁数・縦 | 309,14P 21cm |
商品内容
要旨 |
知識を伝達し経験を意味づける認識実践が、偏見によって歪められる不正義を理論的に析出。認識論、倫理学、フェミニスト哲学を横断する思索によって哲学に新たな局面を開いた画期的名著、待望の邦訳! |
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目次 |
序章 |
出版社・メーカーコメント
知識を伝達し経験を意味づける認識実践が、偏見によって歪められる不正義を理論的に析出。哲学に新たな局面を開いた名著、遂に刊行!黒人であることで警官から疑われる場合のように、聞き手の偏見のせいで話し手が過度に低い信用性しか受け取れない「証言的不正義」。セクハラの概念が存在しない時代にそれに苦しんだ人のように、集団的な解釈資源のせいで経験の理解を妨げられ不利な立場とされる「解釈的不正義」。認識論・倫理学・フェミニズム哲学を横断する思索。 【原著】Miranda Fricker, Epistemic Injustice: Power and the Ethics of Knowing (Oxford University Press, 2007)