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日本人の愛したお菓子たち 明治から現代へ

講談社選書メチエ 782

出版社名 講談社
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-06-531430-2
4-06-531430-5
税込価格 3,300円
頁数・縦 441P 19cm

商品内容

要旨

「ブールミッシュ」創業者の吉田菊次郎はケーキとお菓子の生き字引である。明治時代の洋菓子との出会いからスナック菓子、駄菓子やアイス類、現代のスイーツまで、生まれては消え、大流行したお菓子の誕生秘話や時代背景を徹底解説!「スイートポテト」と文明開化、「ココアシガレット」は子供に大人の夢を見せ、「グミ」の食感も今や定番となった。「ティラミス」はイタリアの香りを運び、さらに「タピオカ」ブームや「マリトッツォ」…。明治から令和までの一世紀半を辿る唯一無二の流行菓史!

目次

第1部 戦前(明治―世界への仲間入り
大正―大企業の確立期
終戦へ(昭和前期)―お菓子産業受難の時代)
第2部 昭和(昭和20年代―子供たちの夢を叶えるお菓子たち
昭和30年代―お菓子の持つハピネスを求めて
昭和40年代―若手パティシエ飛翔・スイーツ界に新風
昭和50年代―フランス菓子一辺倒からの脱却
昭和の終焉―スイーツのジャンルを次々網羅)
第3部 現代(1990年代―スイーツ文化の国際化&次々登場の流行菓
2000年代―スイーツ界も安心安全
2010年代―お菓子もフォトジェニックに!
今のお菓子たち)

出版社・メーカーコメント

製菓業界の生き字引がおくる流行菓史。明治から令和まで様々なお菓子を紹介する、日本の文化史としても楽しめる一冊。図版多数掲載!

著者紹介

吉田 菊次郎 (ヨシダ キクジロウ)  
1944年、東京生まれ。俳号・南舟子。明治大学商学部卒業後、渡欧し、フランス、スイスで製菓修業。その間、数々の国際賞を受賞し、帰国後「ブールミッシュ」を開業。現在、同社会長のほか、製菓フード業界のさまざまな要職を務める。2004年、フランスより「農事功労賞シュヴァリエ」叙勲、厚生労働省より「卓越した技能者(現代の名工)」を受章。2007年、「食生活文化賞・金賞」受賞。2014年、フランス料理アカデミー・フランス本部会員に推挙。2022年秋、「黄綬褒章」受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)