スヴェンスカ・ヘムの女性たち スウェーデン「専業主婦の時代」の始まりと終わり
出版社名 | 新評論 |
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出版年月 | 2023年3月 |
ISBNコード |
978-4-7948-1235-3
(4-7948-1235-3) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 212P 19cm |
商品内容
要旨 |
ジェンダー平等への道のりを日常生活の目線から描く。「スヴェンスカ・ヘム」とは、20世紀初頭に女性たちが結成した消費協同組合の名称で、「スウェーデンの家」という意味だ。食料品店を経営していたこの協同組合は、女性の政治参加と家事労働をつなぐ結節点として象徴的な意味をもっている。今でこそスウェーデンはジェンダー平等の先進国と目されているわけだが、かつての女性の社会的位置づけは日本とさほど変わらず、1930年代から1950年代は既婚女性の圧倒的多数が専業主婦だった。そして、この時代につくられた「丁寧な暮らし」のイメージが、いま再び脚光を浴びている。ジェンダー平等への挑戦という歴史のなかで、「専業主婦の時代」は何を残したのか。 |
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目次 |
第1章 食料品店の挑戦 |