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複合辞研究 その成り立ちと広がり

ひつじ研究叢書 言語編第114巻

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-89476-661-7
4-89476-661-2
税込価格 10,120円
頁数・縦 645P 22cm

商品内容

目次

1 複合辞研究史―主に20世紀中について(「複合辞」の提唱―永野賢の複合辞研究
初期の複合辞研究―水谷修・佐伯哲夫の複合辞研究
分析的傾向と複合辞―田中章夫の通時的研究
「後置詞」というとらえ方―松下大三郎から高橋太郎まで
「形式副詞」との関連性―山田孝雄から奥津敬一郎まで ほか)
2 複合辞と文法化 引用表現・思考動詞・視覚動詞との関係を中心に(引用の形式をとる複合辞について―引用から複合辞へ
複合辞研究と文法化―動詞が欠落した口語的複合辞を例として
引用構造を用いた会話表現―「というのだ」「みたいな」を例に
「と思うと」の連続性
「思う」を中心とする接続形式について ほか)

著者紹介

松木 正恵 (マツキ マサエ)  
1959年仙台生まれ。1982年東京学芸大学教育学部卒業。都立高校(定時制)教諭を経て、1987年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。1987年青森明の星短期大学専任講師。1989年早稲田大学日本語研究教育センター助手。1993年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。その後早稲田大学教育学部助手・専任講師・助教授を経て、2004年から早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)