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決意の一線機 迎え撃つ人と銀翼

光人社NF文庫 わ1305

出版社名 潮書房光人新社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-7698-3305-5
4-7698-3305-9
税込価格 1,080円
頁数・縦 281P 16cm

商品内容

要旨

太平洋戦争中盤から受け身の戦い、対抗する航空戦の中で日本軍の人機はいかに行動したのか。一局面での個人あるいは少人数の行動や思考、判断、感想、背景を細かに表現し、不退転の姿勢をたもち続けた軍航空の人々、優秀機を生み出す労苦に挑んだ技術者たちの姿をつづる。第一線の人々と航空機の奮闘を描く九篇。

目次

ラバウル、フィリピンで難敵を撃墜―初めて語った戦中派コンバット・キャリア
二級戦場はP‐40Nが主敵―華南・海南島から零戦が突っこんだ
遠藤分隊長の実像―著名搭乗員はいかに戦ったか
多機種を操縦した予学搭乗員―十三期ではトップクラスのバラエティ
「震電」の周辺―前翼型戦闘機に欠かせざる追録
夜空の関門、夜空の東京―B‐29が来襲した全期間を継続出撃
重爆教官から邀撃指揮官へ―コース変更者は激戦を飛んだ
最後の制式重爆 評価と塗色の変化―名機と呼ばれ、苦戦にもまれる
陸軍双発練習機の知られざる実績―これこそ埋もれた傑作機

著者紹介

渡辺 洋二 (ワタナベ ヨウジ)  
昭和25年(1950年)、名古屋に生まれる。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集勤務。53年、第2次大戦の軍航空に関する執筆に専念。平成22年(2010年)、職業としての軍航空の著述を終了。以後、余暇を航空史研究にあてる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)