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小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て

マガジンハウス新書 015

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-8387-7516-3
4-8387-7516-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 231P 18cm

商品内容

要旨

小児科医40年間の経験にもとづく納得の子育て論!親の役割は見守るだけ。

目次

第1章 子どもの個性、能力は親から受け継いでいる(「トンビがタカを産む」は、遺伝的にはありえません。
男の子はママ似、女の子はパパ似。医学的な根拠はありません。 ほか)
第2章 悩める子育て、いったいどうすればいい?(いちばんの胎教は、おなかの子どもに話しかけること。
母乳が出なければミルクでOK。おかあさんがラクな方法を選びましょう。 ほか)
第3章 親が心がけたい、子育てにいちばんたいせつなこと(「共感力」「意思決定力」「自己肯定感」3つのチカラが子どもをしあわせに導きます。
子どもはみな自己肯定感を持っています。どうかそれを壊さないでください。 ほか)
第4章 病児とのかけがえのない出会いが教えてくれたこと(母親の愛情から遮断された少年。それでも生き続けた“親思いの遺伝子”。
小児白血病を克服し、母となった女の子。母として絶対に失いたくないものとは。 ほか)
特別対談 「最高の子育て」とは?―お相手/高濱正伸氏(「花まる学習会」代表)

出版社・メーカーコメント

親の役割は、見守るだけ。小児科医40年間の経験にもとづいた納得の子育て論!たとえ健康な子どもを育てていても悩みはつきないもの。ちまたには情報があふれ、「失敗はすべて自分のせい」「あとで後悔したくない」と感じ、プレッシャーや不安に押しつぶされそうになっているのではないでしょうか。おかあさんやおとうさんたちにできることは、たったひとつ。生まれてきてくれたわが子の底力を信じて、成長していく姿を楽しみに見守ること。たったそれだけでいいのです……。あなたにも両親からもらった遺伝子があります。それはやがて子どもへと、さらに次の世代へと連綿と受け継がれていく。目には見えない遺伝子こそが「子どもを信じる」根拠なのです。その神秘的な世界を知れば、日々の子育てで張りつめた緊張がほどけるでしょう。「そうか、わかった! 生まれ持った力ってすごいな」と思えたら、目の前にいる子どもをぎゅっと抱きしめたくなりますよ。これから始める、一見あたり前のようにも見える“奇跡の物語”が、少しでも子育てのヒントになればいいなと、ぼくは願っています。(「はじめに」より抜粋)子育ての悩み、全部解消!!ベテラン小児科医がいつもママ・パパたちに伝えていること。育児書のベストセラーが新書版で復刻!

著者紹介

高橋 孝雄 (タカハシ タカオ)  
慶應義塾大学医学部小児科教授。医学博士。専門は小児科一般と小児神経。日本小児科学会会長。1957年、8月生まれ。1982年慶応義塾大学医学部卒業。1988年から米国マサチューセッツ総合病院小児神経科に勤務、ハーバード大学医学部の神経学講師も勤める。1994年帰国し、慶應義塾大学小児科で、医師、教授として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)