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ヴェーロチカ/六号室 チェーホフ傑作選

光文社古典新訳文庫 KAチ2−3

出版社名 光文社
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-334-75479-2
4-334-75479-1
税込価格 1,342円
頁数・縦 420P 16cm

商品内容

要旨

世話になった屋敷の娘との別れ際、どうも心が動かない青年を描く「ヴェーロチカ」、精神科病棟の患者とのおしゃべりに愉しみを見出すも、周囲との折り合いが悪くなっていく医師を描く「六号室」など、人間の内面を深く覗き込んだチェーホフによる転換期の短篇6作を収録した傑作選。

著者紹介

チェーホフ,アントン・パーヴロヴィチ (チェーホフ,アントンパーヴロヴィチ)   Чехов,А.П.
1860‐1904。ロシアの作家。南ロシアのタガンローグ生まれ。モスクワ大学医学部入学と同時に新聞・雑誌への執筆活動を始め、生涯に600編にのぼる作品を残した。ロシア文学伝統の長編と決別し、すぐれた短編に新境地を開いた。晩年には戯曲に力を注ぎ、『かもめ』『ワーニャ伯父さん』『三人姉妹』『桜の園』の4作品は世界的な名作として知られる。44歳の誕生日にモスクワ芸術座で『桜の園』を初演。直後、体調を崩して病状が悪化し、7月療養先の南ドイツで死去
浦 雅春 (ウラ マサハル)  
1948年生まれ。ロシア文学者。チェーホフを中心としたロシア文学、ロシア・アヴァンギャルド芸術の研究を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)