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暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏

新版

出版社名 みすず書房
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-622-09611-5
4-622-09611-0
税込価格 6,600円
頁数・縦 627,82P 20cm
シリーズ名 暗闘

商品内容

要旨

太平洋戦争終結に関する米ソの確執、日本の降伏決定における原爆とソ連参戦の役割など、戦後日本を決定づけた1945年敗戦前後の三国間の諸相を鮮やかに描く。

目次

序章 終結への競争
第1章 日露米三国関係と太平洋戦争
第2章 スターリン、トルーマン、天皇の新しい課題
第3章 戦争と平和の決定
第4章 ポツダム会談―太平洋戦争の曲がり角
第5章 原爆とソ連の参戦
第6章 日本の無条件降伏受諾
第7章 「八月の嵐」―日ソ戦争とアメリカ
結論 とられなかった道
補章 アメリカと広島の教訓―過去と現在

著者紹介

長谷川 毅 (ハセガワ ツヨシ)  
1941年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。ワシントン大学で博士号取得。1977年アメリカ市民権取得。北海道大学スラブ研究センター教授、カリフォルニア大学サンタバーバラ校歴史学部教授などを歴任。ロシア史、日露関係を専門とし、冷戦史研究も手がけている。日本語になった著書は本書(初版は中央公論新社2006、その後中公文庫・上下巻、2011)のほか『ロシア革命下ペトログラードの市民生活』(中公新書1989)、『北方領土問題と日露関係』(筑摩書房2000、1998年刊の原書は大平正芳記念賞)がある。本書の原書Racing the Enemy:Stalin、Truman、and the Surrender of Japan、Harvard University Press、2005は Robert Ferrell Award、2006年刊行の日本語版初版は読売・吉野作造賞、司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)