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山に生きる福島・阿武隈 シイタケと原木と芽吹きと

出版社名 彩流社
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-7791-2892-9
4-7791-2892-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 217P 19cm

商品内容

要旨

3・11原発事故前、シイタケ原木の代表的産地だった田村市都路町の農家。それでも、山の暮らしをあきらめなかった―里山での生業が奪われた人々の言葉を聞き、自然とともに生きてきた暮らしのありようを描くルポルタージュ。

目次

プロローグ―山はどうなっているか
第1章 途切れた「循環」
第2章 「結」で炭を焼いていた
第3章 都路の森林組合―ここで暮らしが続くように
第4章 自然の恵みに気がついた
第5章 取り戻した山
第6章 絶やしたくない
第7章 木を植える
エピローグ―人は手探りをしていた

著者紹介

鈴木 久美子 (スズキ クミコ)  
1967年愛知県生まれ。東京新聞(中日新聞東京本社)記者、生活部長。京都大学法学部卒業後、中日新聞社に入社し、ごみ問題や環境教育、森林と人の暮らしなどを取材。2019年から福島県田村市都路町に通っている
本橋 成一 (モトハシ セイイチ)  
写真家、映画監督。九州・北海道の炭鉱の人々を撮った作品『炭鉱“ヤマ”』で、1968年第5回太陽賞受賞。以後、サーカス、上野駅、築地魚河岸、大衆芸能など、市井の人々の生きざまに惹かれ写真を撮りつづける。1998年写真集『ナージャの村』で第17回土門拳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)