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ソフトウェア設計のトレードオフと誤り プログラミングの際により良い選択をするには

出版社名 オライリー・ジャパン
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-8144-0031-7
4-8144-0031-4
税込価格 4,180円
頁数・縦 457P 24cm

商品内容

要旨

この選択は本当に正しいのか?業務システム開発の中で行われた意思決定、そのトレードオフとその誤りを深く分析。

目次

1章 イントロダクション
2章 コードの重複は必ずしも悪ではない:コードの重複vsコードの柔軟性
3章 例外vs他のエラーハンドリングパターン
4章 柔軟性と複雑性のバランス
5章 早すぎる最適化vsホットパスの最適化:コードの性能に影響する決断
6章 APIのわかりやすさvsメンテナンスコスト
7章 日付と時間のデータを効率よく扱う
8章 データローカリティとメモリーの活用
9章 サードパーティーライブラリ:あなたが使うライブラリはあなたのコードとなる
10章 分散システムにおける一貫性と原子性
11章 分散システムのデータ配信
12章 バージョンと互換性の管理
13章 流行を追いかけ続けることvsコードのメンテナンスコスト
付録A データライフサイクルとトレードオフ

出版社・メーカーコメント

ソフトウェアで陥りやすい誤りと、設計のトレードオフを紹介!ソフトウェアにかかわるすべての人は常に、さまざまなコンテキストや制約の中で多くの決断に迫られています。本書は、モノリス、マイクロサービス、ビッグデータ処理、ライブラリなど、さまざまなソフトウェアシステムの経験から得た教訓を共有するため、実際の業務システムの開発の中で行われた意思決定、そのトレードオフ、そしてその失敗を深く分析しています。設計における潜在的な問題や限界をあらかじめ学ぶことで、より良い選択ができるようになるでしょう。

著者紹介

レレック,トマッシュ (レレック,トマッシュ)   Lelek,Tomasz
ソフトウェアエンジニアリングの専門家として、さまざまなプロダクションのサービス、アーキテクチャ、プログラミング言語(主にJVM)に関わってきました。彼は、モノリス、マイクロサービスアーキテクチャの両方に関わった経験があります。また、数千万のユーザーが毎秒数十万もの操作を行うシステムの設計をしたこともあります。彼が関わったことがあるのは、CQRSを使ったマイクロサービス(Apache Kafkaを利用)、マーケティングの自動化や、イベントストリーム処理、Apache SparkとScalaを使ったビッグデータ処理。トマッシュは現在、モダンなデータレイクハウスの構築をサポートするDremio社で働いています。また、以前はDataStaxで働いており、Cassandraデータベースを使ったさまざまな製品の構築を行いました。また、数千人の開発者が使う、APIデザイン、パフォーマンス、UXが重要なツールを設計しました。彼はまた、DataStaxのJavaドライバー、Cassandra Quarkus、Cassandra−Kafkaコネクター、Stargateに貢献してきました
スキート,ジョン (スキート,ジョン)   Skeet,Jon
Google社のデベロッパーリレーションズエンジニアとして働いており、Google Cloudの.NET向けのクライアントライブラリの仕事をしています。彼は.NET向けのNoda Timeというオープンソースの日時ライブラリの開発以外にも、Stack Overflowへの貢献でよく知られています。Manning社の“C#in Depth”の著者であり、『Groovyイン・アクション』(毎日コミュニケーションズ刊)や“Real‐World Functional Programming”の執筆にも参加しています。珍しいことに、日時のAPIやバージョニングに関心を持っています(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)