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シラー詩集 第2部

出版社名 月曜社
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-86503-166-9
4-86503-166-9
税込価格 4,840円
頁数・縦 424P 20cm
シリーズ名 シラー詩集

商品内容

要旨

ベートーヴェン『交響曲第九番』の元歌である「歓喜によせて」をはじめ、「四つの時代」「芸術家」「ラウラによせる幻想」など、75篇を収録。

目次

新世紀の始まり
ヘーローとレアンドロス
刹那の好機
憧れ
パリの古美術品
ドイツのムーサ
ヴァイマルの皇太子へ
テクラ
四つの時代
友に
芸術家
カッサンドラー
歌の力
オルレアンの少女
アマーリア
ラウラによせる幻想
ピアノを弾くラウラ
ラウラの魅惑
子殺しの女
愛の勝利
サイスのヴェールを掛けられた像
世界知
戯れる子供
ある若き女友達のために
歓喜によせて
無敵鑑隊
ある若き友に
カルターゴー
嘆きの伯爵エーバーハルト・フォン・ヴュルテンベルク
春によせて
戦闘
逃亡者
タルタロスの人々
理想郷
ミンナヘ
幸福と知恵
有名な女性
世界の大きさ
男の品位
ある道徳家に
ギリシャ的なもの
幸運児
ホメーロス派の詩人たち
哲学者たち
G.G.
ダナオスたち
崇高な素材
道徳的詩人
手管
哀歌
学問
カントとその解釈者たち

人生の指導者
広さと深さ
ささいな事々
天頂と天底
人生からの出口
揺りかごのなかの子供
変わらざるもの
顕現
ギリシャの神々
人生の遊び
喩話と謎解き
ルソー
ポンチの歌
追憶の秘密
巡礼者
山の歌
ハプスブルク伯爵
祝勝の宴
ポンチの歌
アルプスの猟人
小川のほとりの若者

著者紹介

シラー,フリードリヒ (シラー,フリードリヒ)   Schiller,Friedrich
1759年11月10日生、1805年5月9日没。ドイツの作家、思想家。ゲーテと並ぶドイツ・ヴァイマル古典主義の代表的人物。1781年、戯曲『群盗』でデビュー。1788年に上梓した歴史書『オランダ独立戦争史』の成果により、イェーナ大学歴史学教授として招聘される。1785年に執筆した「歓喜によせて」は、ベートーヴェンの交響曲第九番第四楽章「合唱」の元詩として世界的に有名。1799年に発表された「人質」は、日本では太宰治が「走れメロス」として翻案したことで知られる。1790年代には、カント研究の成果として『カリアス書簡』、『人間の美的教育について』などを出版し、美学者としても思想史に名を残した。フィヒテやヘーゲルら哲学者たちにだけでなく、ヘルダーリンやノヴァーリスらドイツ・ロマン派にも影響を及ぼした
青木 敦子 (アオキ アツコ)  
1957年、熊本県生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科卒業。学習院大学大学院博士課程修了。文学博士(名古屋大学)。現在、学習院大学、明治大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)