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ゲームメカニクス大全 ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け

第2版

出版社名 翔泳社
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-7981-7674-1
4-7981-7674-5
税込価格 4,620円
頁数・縦 697P 21cm
シリーズ名 ゲームメカニクス大全

商品内容

要旨

203の「遊びのしくみ」を解説するゲームデザイナーのための珠玉の一冊。

目次

1 ゲームの構造(STR)
2 ターンオーダーとターン構造(TRN)
3 アクション(ACT)
4 解決(RES)
5 ゲーム終了と勝利(VIC)
6 不確実性(UNC)
7 エコノミクス(ECO)
8 オークション(AUC)
9 ワーカープレイスメント(WPL)
10 移動(MOV)
11 エリアコントロール(ARC)
12 セットコレクション(SET)
13 カードメカニクス(CAR)

出版社・メーカーコメント

古典的なカードゲームから現代のアプリ連携ゲームまで、数多のボードゲームのデザインをひも解きながら、「メカニクス」として徹底的に分解し、知識体系を構築しようとした野心的な一冊。2019年刊行の初版に18の新しいメカニクスを加え、既存の解説もアップデート! さらにパワーアップして帰ってきました。

著者紹介

エンゲルステーン,ジェフリー (エンゲルステーン,ジェフリー)   Engelstein,Geoffrey
『The Ares Project』、『スペース・キャデット』シリーズ、『ドラゴン&フラゴン』、『ザ・イクスパンス・ボードゲーム』など多くの卓上ゲームのデザイナーである。隔週配信で7年目となるポッドキャスト「Ludology」のホストであり、ポッドキャスト「Dice Tower」では10年間にわたり隔週コーナー「ゲームテック」でゲームの数学・科学・心理学について議論している。『Gametek:The Math and Science of Gaming:The First 10 Years(ゲームテック:ゲームの数学と科学)』(2018年)を出版し、それが『Gametek:What games can teach us about life,the universe and ourselves(ゲームテック:人生・世界・自身についてゲームが教えてくれること)』という題でハーパーコリンズ社より2019年始めに再版された。ニューヨーク大学ゲーム学部にボードゲームデザインの客員教授として在籍し、パックス、ジェンコン、メタトピア、ゲーム開発者会議などのイベントに招待されてゲームデザインについて講演している。ゲームについて語ったり、デザインしたり、プレイしたりしないときは、医療機器を専門とする製品開発会社「Mars International」を経営する。マサチューセッツ工科大学で物理学と電気工学の理学士号を取得している
シェレブ,アイザック (シェレブ,アイザック)   Shalev,Isaac
ボードゲームのデザイナーであり、『セイカツ』『Ravenous River』『Show&Tile』などさまざまな作品を作っている。彼も長く続いて注目されている卓上ゲームポッドキャスト「On Board Games」の共同ホストをしている。ウェブサイト「www.kindfortress.com」ではゲームデザインについても書いており、卓上ゲームのデザインパターンに関するシリーズは、ゲームデザイナーの間でも人気がある。ゲーム業界での業績は多岐にわたり、出版社へのアドバイス、ルールブックの編集、ゲームをベースにした学習やゲーミフィケーションのコンサルティング、学校でのゲームデザイン講義、ボードゲームの資金調達の運営などがある。ゲームのプレイもデザインも講義もないときは、非営利組織とのみ連携するデータ戦略コンサルタント会社「Sage70」を経営している
小野 卓也 (オノ タクヤ)  
1973年生まれ。ボードゲームジャーナリストとして、1996年より情報サイト「Table Games in the World(tgiw.info)」でニュースやレビューの発信を続け、海外ボードゲームの翻訳やボードゲーム賞の選考にも携わる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学、文学博士。山形県長井市にある禅寺「洞松寺」の住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)