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現代アメリカ経済論 新しい独占のひろがり

出版社名 日本評論社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-535-54031-6
4-535-54031-4
税込価格 2,860円
頁数・縦 286P 21cm

商品内容

目次

序章 独占化の強まりと政治権力
第1部 現代アメリカ経済における新たな独占(ビッグ・テック―ハイテク製造業からプラットフォーマーへ
金融―2008年金融危機後における巨大資産運用会社の台頭
農業・食品加工業―家禽・鶏卵部門と豚部門における垂直統合を中心に
軍需産業―軍産複合体の特質と存続要因について
小売業―チェーン・ストアからウォルマートまで)
第2部 独占のグローバル・リーチの新展開(国際分業の編成とグローバル・バリューチェーン
ドル体制と金融覇権
産業界が生んだ「非正規移民」
高度人材の育成とグローバル頭脳獲得競争)
第3部 独占と経済・規制政策論(コロナ危機下のインフレーション論争―経済力集中の重要性
少額ローンと金融包摂―消費者金融法タスクフォース報告書に見る永続的課題
Amazonと反トラスト政策―反トラスト政策の歴史的な歩みと現在地
巨大プラットフォーマーと市民社会―社会問題化の現在と将来)

出版社・メーカーコメント

現代のアメリカにおいて、経済権力が制度、政治、政策に及ぼす力について、理論的かつ実証的に明らかにする。

著者紹介

大橋 陽 (オオハシ アキラ)  
1972年生まれ。2022年立命館大学経済学部教授。現代アメリカ経済史、アメリカ経済論を専攻
中本 悟 (ナカモト サトル)  
1955年生まれ。2021年立命館大学経済学部特任教授。現代アメリカ経済研究、国際経済論を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)