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江戸府内絵本風俗往来 現代語訳

角川ソフィア文庫 I170−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-04-400766-9
4-04-400766-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 621P 15cm

商品内容

要旨

幕末の江戸で生まれ育ち、歌川広重を襲名する作者が、明治になって絵と文で回顧した、町や通りの折々の風景。将軍家の松飾り、町火消の出初め、大凧上げといった新年の風物詩から、江戸城門番の交代、隅田川の川開きの花火、祭の神輿や盆踊り、七夕の竹売りと井戸さらい、冬の焼き芋売り、吉原の獅子舞ならぬ狐舞まで。現代語訳と283点の図版全てを収録。文章でしか知り得なかった光景が、私たちの眼前にありありと現れる。

目次

上編 外の部(正月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月)
中編 内の部(正月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月)
下編 雑の部(売卜者
小僧金子の使い
お記録本屋 ほか)

出版社・メーカーコメント

四季の行事から、日常の風景まで。江戸の風情を283点の絵と文で愉しむ。江戸の町の季節の移ろいや、武家・町人の行事・習俗・遊びのさまざまを、愛嬌あるイラストとともに回顧する。江戸を知るための基本書、初の現代語訳。図版283点のすべてを収録。

著者紹介

菊池 貴一郎 (キクチ キイチロウ)  
江戸末期に生まれ、菊池家の養子となる。蘆の葉散人を名乗り、後に四代歌川広重を襲名する。1925(大正14)年没
小林 祥次郎 (コバヤシ ショウジロウ)  
1938年、栃木県生まれ。元小山工業高等専門学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)