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日本宗教のクセ

出版社名 ミシマ社
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-909394-91-0
4-909394-91-5
税込価格 2,090円
頁数・縦 243P 19cm

商品内容

要旨

政教分離、旧統一教会、カルト二世…こうした問題を解くためにも。行、夕日、お墓などに宿る日本固有の「クセ」を知ろう。

目次

第1章 日本宗教のクセを考える(「習合」は、日本宗教の得意技
日本宗教のクセ―行・聖徳太子・レンマ)
第2章 夕日の習合論(人類共通と日本特有―二つの「夕日の宗教性」
アジールにいる異能の人たちが担う宗教性)
第3章 お墓の習合論(お墓は宗教よりもはるかに古い
お墓の未来は、共同体の未来)
第4章 今こそ、政教分離を考える(なぜ、政治と宗教は分けないといけないのか
旧統一教会、カルト宗教二世、移民)
第5章 戦後日本の宗教のクセ(敗戦後の霊的空隙を埋めたものたち
「宗教的センス」の養い方)

著者紹介

内田 樹 (ウチダ タツル)  
1950年東京生まれ。東京大学文学部教仏文科卒業。神戸女学院大学を2011年3月に退官、同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など
釈 徹宗 (シャク テッシュウ)  
1961年大阪生まれ。僧侶。専門は宗教学。相愛大学学長。論文「不干斎ハビアン論」で涙骨賞優秀賞(第5回)、『落語に花咲く仏教』で河合隼雄学芸賞(第5回)、また仏教伝道文化賞・沼田奨励賞(第51回)を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)