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ことばという戦慄 言語隠喩論の詩的フィールドワーク

出版社名 未來社
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-624-60124-9
4-624-60124-6
税込価格 3,080円
頁数・縦 291P 20cm

商品内容

目次

序論―『単独者鮎川信夫』から言語隠喩論の探究へ
1 言語隠喩論の新展開(意識を超えて詩を書くこと―日本詩人クラブ大阪例会講演
詩の真理性―言語隠喩論の新展開
権利請求と応答責任―言語隠喩論の進展のために)
2 近現代詩史のなかの詩人たち(蒲原有明のインパクト
立原道造の詩のかたち
宮澤賢治、慟哭のレトリック ほか)
3 亡命と抵抗(ツェラン、詩の命脈の尽きる場所
金時鐘、“在日”を超えて世界普遍性へ
八重洋一郎の詩に“沖縄”の現在を読む)

著者紹介

野沢 啓 (ノザワ ケイ)  
1949年、東京都目黒区生まれ。東京大学大学院フランス語フランス文学科博士課程中退。フランス文学専攻(マラルメ研究)。詩人、批評家。日本現代詩人会所属。評論:『単独者鮎川信夫』2019年、思潮社(第20回日本詩人クラブ詩界賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)