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「蓋然性」の探求 古代の推論術から確率論の誕生まで 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-622-09646-7
4-622-09646-3
税込価格 6,930円
頁数・縦 609,88P 20cm
シリーズ名 「蓋然性」の探求

商品内容

要旨

「蓋然性(確からしさ)」をめぐる知の歴史を、法や保険を含む広範な領域で発掘する。確率論の前史を刷新。

目次

第1章 古代の証明法
第2章 中世の証拠法―嫌疑、半証拠、審問
第3章 ルネサンスの法
第4章 疑う良心・道徳的確実性
第5章 弁論術、論理学、理論
第6章 ハードサイエンス
第7章 ソフトサイエンスと歴史学
第8章 哲学―行為と帰納
第9章 宗教―神の法、自然の法
第10章 射倖契約―保険、年金、賭博
第11章 サイコロ
第12章 結論
エピローグ 非定量的蓋然性のサバイバル
2015年版への後記

著者紹介

フランクリン,ジェームズ (フランクリン,ジェームズ)   Franklin,James
1952年シドニー生まれ。豪州ニューサウスウェールズ大学数理統計部門教授。哲学者・数学者。豪州セント・ジョゼフズ・カレッジ、ハンターズ・ヒル校およびシドニー大学を経て、英国ウォーリック大学にて代数群の研究によりPh.D.(数学)を取得。以来、ニューサウスウェールズ大学で教鞭をとる。研究対象は数学の哲学、形式科学、確率の概念史。また、オーストラリアのカソリック史も研究している
南條 郁子 (ナンジョウ イクコ)  
翻訳者。お茶の水女子大学理学部数学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)