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数学の問題の発見的解き方 1 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-622-09643-6
4-622-09643-9
税込価格 5,280円
頁数・縦 245P 22cm
シリーズ名 数学の問題の発見的解き方

商品内容

要旨

“問題を解くということは、困難から抜け出す道、障害を回避する方法を発見して、すぐには達成できなかった目的を達成することを意味する。問題を解くことは知性に特有な成功であり、知性は人間のもつ特別なたまものである。問題を解くことは最も特徴的な人間活動と見られるのである。本書の目的は、この活動を会得し、それを指導する方法を提案すること、そして、とどのつまりは、読者の問題解決力を増進させることにある。”問題解決の手段方法についての研究=発見学。本書は、数学の問題を素材に、その発見学を具体的に説明する。1巻は、「幾何学の作図」「物理学からの一例」「パスカルの三角形」などを例に、問題を解くためのパターンの習熟を目的とする。豊富な例題・解答付き。

目次

第1部 パターン(二つの軌跡のパターン
デカルトのパターン
あともどり
重ね合わせ)
第2部 一般的方法に向かって(問題
スコープを拡げること)

著者紹介

ポリア,G. (ポリア,G.)   Polya,George
1887‐1985。1887年ハンガリーの首都ブダペストに生れる。1912年ブダペスト大学よりPh.D.取得。1920‐40年チューリッヒ工科大学教授、1940年ブラウン大学客員教授、1942‐53年スタンフォード大学教授、1953年同大学名誉教授。1947年米国に帰化。1963年Award for distinguished service to Mathematics受賞。1974年Collected Papers 1,2刊行。1985年歿
柴垣 和三雄 (シバガキ ワサオ)  
1906年金沢市に生れる。1929年東京大学理学部物理学科卒業。数学専攻。理学博士。九州大学名誉教授。前・東京理科大学理学部教授。2001年歿
金山 靖夫 (カナヤマ ヤスオ)  
1923年熊本市に生れる。1946年九州大学工学部電気工学科卒業。1974年福岡県立修猷館高等学校在任中に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)