• 本

十大事故から読み解く山岳遭難の傷痕

ヤマケイ文庫

出版社名 山と溪谷社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-635-04979-5
4-635-04979-5
税込価格 1,210円
頁数・縦 421P 15cm

商品内容

要旨

学校集団登山の事故や大学生の冬山合宿の大量遭難、高校生の落雷事故、中高年初心者の事故、そしてガイドによるツアー登山の遭難事故など、記憶に残る重大事故は数多い。時代を反映したこれらの十大事故は、近代登山の黎明期から歴史に刻まれてきたものだ。こうした重大事故を丹念に調査・発掘し、再検証して歴史から学ぶことが必要だろう。時系列で編集された、日本の山岳遭難事故の歴史の集大成として貴重な記録である。

目次

第1章 木曽駒ヶ岳の学校集団登山事故
第2章 剱澤小屋の雪崩事故
第3章 冬の富士山巨大雪崩事故
第4章 前穂東壁のナイロンザイル切断事故
第5章 谷川岳の宙吊り事故
第6章 愛知大学山岳部の大量遭難事故
第7章 西穂独標の学校登山落雷事故
第8章 立山の中高年初心者遭難事故
第9章 吾妻連峰のスキーツアー遭難事故
第10章 トムラウシ山のツアー登山遭難事故

著者紹介

羽根田 治 (ハネダ オサム)  
1961年、さいたま市出身。フリーライター。山岳遭難や登山技術に関する記事を山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆活動を続ける。2013年より長野県山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なう。日本山岳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)