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デジタルゲーム研究

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-13-010157-8
4-13-010157-9
税込価格 4,620円
頁数・縦 391,30P 20cm

商品内容

文学賞情報

2024年 第33回 大川出版賞受賞

要旨

日本のゲーム研究を牽引する著者の主要論考をすべて集成。電子回路をもつゲームであるデジタルゲームを知覚や認知、ゲームプレイ、メディア、音、eスポーツ、文化資源などの視点から多面的に論じつつ、さらには大塚英志と東浩紀による「ゲーム的リアリズム」論争をも詳細に跡付ける、ゲームを考えるための必読書。

目次

序―ゲーム研究とはどういうものか
1 知覚と認知―プレイヤーはゲームをどう感じるのか(スクロール
視点と空間 ほか)
2 ゲームプレイ―プレイヤーはゲームをどう遊ぶのか(ゲームプレイと他者への信頼
カウンタープレイ―ゲームに抗うプレイヤー? ほか)
3 メディア―コンピュータで遊ぶ/コンピュータを遊ぶ(プレイヤーとキャラクター―ゲームにおける死の問題
メタゲーム―自己批評するゲーム ほか)
4 文化のなかのゲーム―多面化するゲーム研究(ゲームと音・音楽
eスポーツはスポーツなのか ほか)

著者紹介

吉田 寛 (ヨシダ ヒロシ)  
東京大学大学院人文社会系研究科准教授(美学芸術学)。博士(文学)。専門はゲーム研究、感性学。1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。2006年同研究科助手、2007年助教、2008年立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授、2015年教授を経て2019年より現職。美学会会長。主な著書に『絶対音楽の美学と分裂する“ドイツ”』(青弓社、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)