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島津と武家史 武家の雄、島津一族の七百年 上

出版社名 バジリコ
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-86238-255-9
4-86238-255-X
税込価格 2,530円
頁数・縦 374P 20cm
シリーズ名 島津と武家史

商品内容

要旨

武家史とともに始まった島津氏の歴史。平安末期に台頭した武士団は、朝廷との暗闘、源平合戦を経て、鎌倉幕府の成立により権力を掌握、武士の時代が始まる。南北朝、室町幕府と権力が変遷する中、群雄が割拠し血で血を洗う国盗りの時代、島津一族内でも権力闘争が勃発。後に島津中興の祖と称される日新斎・貴久親子は内乱を制し、貴久の実子義久・義弘ら四兄弟は、薩隈日三カ国の統一を手始めに九州制覇への道を突き進む。

目次

第1章 島津一族の黎明期(島津氏の出自をたどる
武士の台頭と島津氏
天下騒乱
忠久・忠季兄弟が御家人となる
鎌倉暮府のスター卜と忠久の出世)
第2章 鎌倉幕府の隆盛と滅亡(薩隅日三カ国守護職
後鳥羽上皇と幕府の成立
元の襲来と九州の御家人
鎌倉幕府の滅亡)
第3章 南北朝と島津一族(島津貞久による基礎固め
南北朝の動乱
骨肉の争い観応の擾乱
九州の混乱)
第4章 島津氏の混迷(味方か敵か、九州探題今川了俊の下向
南北朝合一
島津本宗家、奥州家に移行
総州家の断絶)
第5章 戦国大名島津その格闘(果てしなき泥濘の道
島津本宗家の暗黒時代
島津本宗家、奥州家から相州家に移行する
終わりなき戦い
薩摩・大隅両国の統一
薩隅日、三カ国制覇成る)

著者紹介

須田 慎太郎 (スダ シンタロウ)  
1957(昭和32)年千葉県生まれ。報道写真家・文筆家。日本大学芸術学部写真学科卒。在学中から日本報道写真の先駆者・三木淳氏に師事。1981年〜1991年、写真週刊誌『フォーカス』(新潮社)専属の報道カメラマンとして活動。1986年日本写真協会新人賞受賞。2005年〜2007年『ZOOM Japan』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)