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島津と武家史 武家の雄、島津一族の七百年 下

出版社名 バジリコ
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-86238-256-6
4-86238-256-8
税込価格 2,530円
頁数・縦 403P 20cm
シリーズ名 島津と武家史

商品内容

要旨

島津、武家史における最後の勝者となる。九州南端の雄、島津は悲願の全九州制覇を達成するかにみえた。が、制覇を目前に梟雄信長の憤死後成りあがった天下人秀吉の前に屈し、統一の野望は潰えた。秀吉亡き後、豊臣家を滅亡させた家康は本格政権を確立。盤石の徳川幕藩体制下、琉球侵略、膨れ上がった借入金の踏み倒しを経ながら島津はしぶとく生き延びるが、雌伏の時代は続く。そして動乱の幕末、ついに島津氏の薩摩藩は跳躍する。

目次

第6章 島津一族による九州統一とその挫折(九州統一の野望
九州制覇への道
凶徒島津の敗北
島津氏、豊臣大名となる
秀吉の野望唐入り、それは島津のイバラ道)
第7章 幕藩体制下に組み込まれた島津一族(島津存亡の危機
薩摩藩立藩と琉球王国の従属化
薩摩藩の新たな門出
武断政治の世から文治政治の世へ
将軍家との婚儀)
第8章 財政難との格闘(薩摩藩の悲劇、宝暦治水
重豪、将軍の岳父となる
借金という無限地獄
待ったなし!薩摩藩の財政改革
島津斉彬による聖域なき藩政改革)
第9章 幕末に躍動する薩摩藩(斉彬の海越える視座
島津斉彬の遺徳
尊王攘夷から倒幕へ
荒れ狂う世相
薩摩藩と敵国イギリスの提携)
第10章 回天の革命明治維新(薩長同盟成る
迷走する幕末の政局
明治改革
新政府の成立)
連綿と続く島津の血脈

著者紹介

須田 慎太郎 (スダ シンタロウ)  
1957(昭和32)年千葉県生まれ。報道写真家・文筆家。日本大学芸術学部写真学科卒。在学中から日本報道写真の先駆者・三木淳氏に師事。1981年〜1991年、写真週刊誌『フォーカス』(新潮社)専属の報道カメラマンとして活動。1986年日本写真協会新人賞受賞。2005年〜2007年『ZOOM Japan』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)