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有機化学

改訂3版

出版社名 丸善出版
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-621-30838-7
4-621-30838-6
税込価格 5,500円
頁数・縦 424P 26cm
シリーズ名 有機化学

商品内容

要旨

これまで主流であった官能基別の教科書と異なり、有機反応を軸に、一貫した論理によるストーリー性をもった国際標準の教科書。生命のしくみと物質の世界を支配する有機化学を、興味をもって学ぶことができる。日本の大学のカリキュラムに即した、先生には教えやすく、学生には理解しやすい構成をめざした。有機化学反応のベースとなる電子の移動、反応機構、反応の推進力を理解できる。反応式・図をていねいな解説とともに、視覚的にわかりやすいように工夫。豊富な注、コラム、写真を掲載。例題、問題を数多く掲載。本書の問題解答や、本書に掲載しきれなかった演習問題と解答を、“問題の解き方”(別売)に掲載。

目次

序 有機化学:その歴史と領域
化学結合と分子の成り立ち
有機化合物:官能基と分子間相互作用
分子のかたちと混成軌道
立体配座と分子のひずみ
共役と電子の非局在化
酸と塩基
有機化学反応
カルボニル基への求核付加反応
カルボン酸誘導体の求核置換反応
カルボニル化合物のヒドリド還元とGrignard反応
立体化学:分子の左右性
ハロアルカンの求核置換反応
ハロアルカンの脱離反応
アルコール、エーテル、硫黄化合物とアミン
アルケンとアルキンへの付加反応
芳香族求電子置換反応
エノラートイオンとその反応
求電子性アルケンと芳香族化合物の求核反応
多環芳香族化合物と芳香族ヘテロ環化合物
ラジカル反応
転位反応
有機合成
生体物質の化学

著者紹介

奥山 格 (オクヤマ タダシ)  
1968年京都大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。現在、兵庫県立大学名誉教授。専門、物理有機化学・ヘテロ原子化学
石井 昭彦 (イシイ アキヒコ)  
1987年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。現在、埼玉大学大学院理工学研究科教授。専門、有機典型元素化学
箕浦 真生 (ミノウラ マオ)  
1995年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(博士(理学))。現在、立教大学理学部教授。専門、有機元素化学・物理有機化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)