• 本

あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか? 知らぬ間に忍び寄る排除と差別の構造

論創ノンフィクション 044

出版社名 論創社
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-8460-2237-2
4-8460-2237-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 275P 19cm

商品内容

要旨

街を歩いていても気づきにくいし、目をこらさないと見えてこない。人々の目に付けば議論になる。それを避けるために、ひっそりと、こっそりと、進められていく排除のシステム。誰が排除されているのか。どうやって排除しているのか。11人の論客がそれぞれの専門分野の状況を読み解く。

目次

かたちが命令する アート(五十嵐太郎)
困窮に至るまでの、そして困窮してからの排除 弱者(雨宮処凛)
賃労働・家族・福祉からの排除あるいは脱出 貧困(今岡直之)
住みたい部屋で暮らせない シングルマザー(葛西リサ)
学校という排除空間 学校(渋井哲也)
「五輪やるから出ていけ」の現在地 社会(武田砂鉄)
わたしたちはベンチかもしれない 公共財(田中元子)
変質するヘイト。そして微かな希望 在日(朴順梨)
インクルーシブ教育は本当に可能か―障害者と排除 障害者(福原麻希)
排除アートは増殖し続けている 社会(森達也)
排除と偏見を逆手にとる 外国人(安田浩一)