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戸籍 人権の視点から考える

現代世界と人権 27

出版社名 反差別国際運動
出版年月 2023年11月
ISBNコード 978-4-7592-6474-6
4-7592-6474-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 145P 21cm

商品内容

目次

01 戸籍から個籍へ、そして人権侵害をおこさない仕組みへ(二宮周平)(「戸籍」とは何か
「戸籍」と家制度 ほか)
02 日本の植民地支配と戸籍―『民族』と『血統』とは(遠藤正敬)(「戸籍」とは何か
戸籍の歴史と機能
大日本帝国における戸籍と国籍
戸籍による帝国臣民の区分
皇民化とそのジレンマ
戦後の植民地出身者への対応)
03 なぜ韓国社会は戸主制/戸籍制度を廃止したのか―被植民地秩序、家父長制解体をめざす市民の連帯から学ぶ(梁・永山聡子)(研究者としての歩みを振り返って
韓国社会におけるフェミニズム
韓国の戸籍制度
戸籍制度の解体のために
戸籍制度解体にむけた社会運動
戸籍制度解体が持つ意味)
04 無戸籍問題とはなにか(井戸まさえ)(「無戸籍」の問題にたどり着くまで
「無戸籍者」とは誰か?
「巣鴨置き去り事件」の社会的文脈
戸籍がつくり出す差別
戸籍という「タブー」を破るには)
05 戸籍とマイナンバー制度―国は何を考えているのか(遠藤正敬)(「戸籍」と「マイナンバー」
マイナンバー制度を用いた国民管理の徹底
戸籍とマイナンバーの連携はいかなる意味を持つか?)