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大正十二年九月一日 福島泰樹歌集

出版社名 皓星社
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-7744-0800-2
4-7744-0800-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 245P 20cm

商品内容

要旨

大正という時代は、人々に階級意識を芽生えさせ、労働争議・小作争議が相次いだ。厳しい弾圧のなか、労働運動家・無政府主義者が暗躍、制度の改革を求めた。関東大震災は、こうした時に起こり、時代の流れを一気に戦争へと逆流させた。いま痛苦と圧制の時代、画人・文人・芸人・浮浪人・アナーキストら死者が起ち、踊りながら歩き出す!

目次

序 大正十二年九月一日
序歌
壱(本郷片町の歌)
弐(風狂の歌
「月映」の歌
ですぺらの歌)
参(出郷の歌
金子文子の歌
「死の懺悔」の歌)
四(黒パン党の歌)
跋―うたで描くエポック 大正行進曲

著者紹介

福島 泰樹 (フクシマ ヤスキ)  
1943年3月、東京市下谷區に最後の東京市民として生まれる。早稲田大学文学部卒。1969年秋、歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー、「短歌絶叫コンサート」を創出、朗読ブームの火付け役を果たす。以後、世界の各地で朗読。全国1700ステージをこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)